業務効率化くんシリーズ / QRコード解析くん / コラム
学習塾のチラシにQRコードを載せる|校舎からの地区・学年・講習ごとの反響を比べる方法と契約の決まり
2026年10月5日
- 学習塾のチラシは、校舎からの距離で分けた地区と、学年・講習などの案内の種類ごとに別のQRを載せると、読まれた数を並べて比べられます。
- 一度に比べるのは1つだけにします。
- 期間2か月超・5万円超などの契約は特定継続的役務提供の対象になるので、消費者庁の出典のページで、自分の塾の契約が当てはまるかを確かめてください。
学習塾のチラシを配っても、どの地区の、どの学年向けの、どの講習の案内から体験の申込みが来たのか分からない。
体験授業の申込みは、電話や予約のページで入るので、チラシのどれを見たのかまでは分かりにくい物です。
地区・学年・講習の案内ごとに別のQRを載せると、読まれた数を並べて比べられます。
この記事は、学習塾のチラシに載せるQRの分け方と、数字の読み方、契約に関わる決まりの入口を書きます。
チラシの文言や月謝の見せ方の指南は、書きません。
表の数字は、すべて説明のための架空の例です。
- 1どの地区のチラシから体験の申込みが来たか分からない
- 2中学生向けと高校生向けのどちらの案内が読まれたか分からない
- 3夏期講習の案内を出しても、反応の違いが分からない
- 1校舎からの地区・学年・講習の案内ごとにQRを分けて、読まれた数を並べられる
- 2学年ごとの案内を、同じ見方で比べられる
- 3読まれた数の多い地区・学年から、次に配る範囲と案内を決められる
学習塾のチラシで、比べたいことは?
塾は、通える範囲に住む家庭が相手です。
折込やポスティングで配られ、体験授業や講習の案内に使われます。
比べたいことは、地区・学年・案内の種類・配る曜日の4つです。
| 比べたいこと | QRの分け方 | QRの名前の例 |
|---|---|---|
| 地区(校舎からの距離) | 校舎から近い順に、配る地区ごと。通う学校の校区で分ける方法もあります | 10月折込 校舎から1km内/10月折込 1〜2km |
| 学年 | 小学生・中学生・高校生など、案内を分けたチラシごと | 10月 中学生 地区A/10月 高校生 地区A |
| 案内の種類 | 体験授業・春期・夏期・冬期の講習・説明会など、自分の塾が案内を出す時期ごと | 7月 夏期講習/12月 冬期講習 |
| 配る曜日 | 同じ地区に、曜日を変えて配った回ごと | 10月折込 土曜 地区A/10月折込 水曜 地区A |
一度に比べるのは、1つだけにします。
学年と地区を同時に変えると、どちらが効いたのか分からなくなります。
配る曜日は、業界で言われることよりも、自分の地区の数字で決めるほうが確かです。
曜日だけを変えた2回を、同じ見方で並べます。
PRQRコード解析くんでできること(30秒)
QRは、どう分けて作る?
- 行き先を決める自社のページ(体験授業の予約・説明会の申込みなど)のURLをコピーします。
- 比べる単位で、名前を変えてQRを作る行き先は同じでかまいません。
名前に いつ・何を・どこに を入れます。 - チラシごとに、別のQRを載せる地区Aの中学生向けのチラシには、地区Aの中学生向けのQRです。
入れ違いに気をつけます。 - 実物の大きさで読めるか確かめて、配るスマホで読んで、行き先のページが開くか確かめます。

地区や学年が多い時は、ライト(月500円・税込)の一括作成が使えます。
QRの置き場所や大きさは「チラシにQRコードを載せるコツ」に書きました。
数字は、どう読む?
配った枚数が違う時は、配った枚数で割って、読まれた率を並べます。
| チラシ(数字とも架空の例) | 配った枚数 | QRが読まれた数 | 読まれた率 | 体験授業の申込み |
|---|---|---|---|---|
| 10月折込 中学生 校舎から1km内 | 4,000 | 36 | 0.90% | 5 |
| 10月折込 高校生 校舎から1km内 | 4,000 | 20 | 0.50% | 2 |
| 10月折込 中学生 1〜2km | 4,000 | 16 | 0.40% | 2 |
表の数字は、説明のための架空の例です。当社や、特定の塾・会社の実績ではありません。この数字になるとは限りません。
この例だと、校舎に近い地区の、中学生向けの案内が読まれています。
ただし、1回の結果です。
同じ組み合わせで何回か配って、並べて見てください。
読まれた数の先の、体験授業の申込みと入塾は、塾の記録と並べます。
入塾後の月謝まで含めた計算は「広告のCPAと費用対効果の計算方法」、折込の仕組みと料金は「折込チラシの仕組みと料金の考え方」にあります。


学習塾の契約で、知っておきたい決まりは?
決まりは、QRとは別の話です。
ここでは、公的な出典のページと、その要点だけを案内します。
個別の判断は、消費生活センターや専門家に確かめてください。
- 特定継続的役務提供消費者庁のページによると、学習塾は、小学校・幼稚園を除く学校の入学試験に備えるためや、学校教育(大学・幼稚園を除く)の補習のための学力の教授で、期間が2か月を超え、金額が5万円を超えるものが、特定継続的役務提供の対象です。
浪人生だけを対象にするコースは、対象になりません。
対象になる契約では、決められた書面の交付、クーリング・オフ、中途解約についての決まりがあります。
自分の塾の契約が対象かどうかは、期間・金額・対象の学年で確かめます。 - 中途解約同じページには、クーリング・オフの期間が過ぎた後でも、契約の期間中であれば、いつでも中途解約でき、事業者が請求できる損害賠償の額には上限があると書かれています。
- 景品表示法商品やサービスの内容を実際より良く見せる優良誤認、価格や条件を実際より有利に見せる有利誤認が、禁止されています(消費者庁)。
合格実績や、入塾金の無料などの特典は、実際と合っているか、条件や期間を書けているかを確かめておきます。
この記事は、判断をするものではありません。
出典は次のとおりです(確認日 2026年10月5日)。
出典:消費者庁 特定商取引法ガイド「特定継続的役務提供Q&A」https://www.no-trouble.caa.go.jp/qa/continuousservices.html /同「特定継続的役務提供」の事例 https://www.no-trouble.caa.go.jp/case/continuousservices/ /消費者庁「表示規制の概要」https://www.caa.go.jp/policies/policy/representation/fair_labeling/representation_regulation
QRの行き先のページに書く内容は、当社は作らず、事前に確認もしません(利用規約)。
QRの条件も確かめておいてください。
登録なしでは、QRは3個まで、作った後に行き先は変えられず、見られる数字は直近30日分です。
メールで無料登録すると、5個まで・90日分・行き先の変更ができます。
講習の案内を変えた時も、登録していれば、QRは作り直さずに行き先だけを変えられます。
チラシは刷った後に直せないので、刷る前にメールで無料登録しておくのがおすすめです。
折込の仕組みは折込チラシの記事、紙の広告の測り方の全体は紙の広告の効果測定にまとめました。
同じ系統の業種は、ジム・ピラティスのチラシと美容室のチラシです。
よくある質問
学習塾のチラシにも、QRコードを載せられますか?
載せられます。
体験授業の予約などのページのURLをQRにして、チラシに載せます。
QRコード解析くんなら、登録なし・無料で3個まで作れます。
学年ごとの反響は、どう比べますか?
学年ごとにチラシを分けて、別のQRを載せます。
QRごとの読まれた数を、配った枚数で割って、読まれた率を並べます。
地区と学年を同時に変えないのが、見間違いを減らすコツです。
QRから、体験授業の申込みや入塾の数まで分かりますか?
当社が数えるのは、QRが読まれた数までです。
ライトの受け皿ページなら、申込みなどのボタンが押された数も出ます。
実際の体験授業の申込みや入塾は、塾側の記録と並べてください。
学習塾の契約は、クーリング・オフの対象ですか?
消費者庁のページによると、期間が2か月を超え、金額が5万円を超える学習塾の契約(小学校・幼稚園を除く学校の入試対策や、学校教育の補習のための物)は、特定継続的役務提供の対象で、書面の交付やクーリング・オフ、中途解約の決まりがあります。
個別の契約が対象かは、消費生活センターや専門家に確かめてください。
この記事の数字は、実際の会社の実績ですか?
違います。
表の数字は、説明のための架空の例です。
当社や、特定の塾・会社の実績ではありません。

